トラと龍

三連休だが、時世を鑑みて引きこもっていた。
年末年始の晩酌の友に、10年振りくらいに見返したとらドラが良すぎて虚脱感に浸っている。

新人教育が始まったわけだが、ままならない。
自分より出来る人間の後釜を作り上げねばならないわけなので、気の毒ではあるが理想は高くなってしまう。
きっと厳しく冷たい奴だと思われている事だろう。
その割に無能というオマケ付きである。
しかし甘やかすのが仕事ではない。
20そこそこの若者なら話は変わってくるのだろうが、他所で社会人やってきた人間みたいなので。
こういうやり方が正しいとは思わないが、自分の引き出しに他の方法論は入っていなかった。

明日からまた新しい一週間。
やる事は繰り返し繰り返し。
昨年は、元来他人との関わりに乏しい自分でさえ、世界のあり様が変わったと感じた年だった。
こういう時代に突入したからこそ出来る事があるのではないか。
何度も同じような事を書いているが、十代の頃から見かけ上の形を変えながら、ずっと同じ何かを探して掴めないまま。
情けないがそれが現実。