久々にクロマニヨンズを生で聴けた。 一曲目が始まった時に少し泣きそうになった。 記憶が正しければ十数年前、十代の頃にも同じ会場でライブを観た。 大学生になりたての頃、いつも電車の中でイヤホンをして聴いていた。 コロナ禍で殆ど県内から出ていない…

ラジオから流れてきた月光陽光にハッとした。 いつまで待っているのか。仕事はろくでもない事ばかり起きる。 そして何よりも、ええカッコしようと余計な言動をする自分にヘドが出る。 はなから誰も自分の事など気にしてはいない。

どう行動してもその裏に気持ち悪い下心がある気がして、何もかも嫌になった。 仕事では役立たず。 進む事も退く事も出来ず、ただただ口をつぐむ。 何もない。

ツマミに出来る頃には人生終わっているのではないか。 辛くはないが虚無感はある。 こういう自分勝手な諦めや解釈の果てに、糞みたいな現状がそびえ立っているのだ。

アパートを探す。 居場所なんて何処にでもあるし、何処にもない。 歳だけ食って、何も得られないまま人生を浪費している事から目を逸らし続けている。

職場での苛々が積み重なり、甘酸っぱいあれこれは彼方へと消え去った。 後に憂いを残すやり方はするべきではないし、根幹をなす規則から外れた事柄は認められない。 恫喝されて方向転換しようとしていたので意見具申したが、うるさい奴だと思われただけだろ…

つくづく自分が嫌になる。 不機嫌そうな顔をしたり、スカしていても何も解決はしない。 幼稚さは中学生の時と全く同じだ。 倍以上の年齢になったのに。 自分自身が、世の中の誰よりも自分を嫌っている。