過日、気がついたらハードケースを抱えて帰宅していた。
暇さえあればデジマートを巡回する日々を送っていたが、暫くはもう何も買えない。
色々考え込む案件が重なっていたが、「家に帰れば新しいギターあるし」と思う事で気持ちに余裕が出た。
(しかし所詮は一時の現実逃避に過ぎず、一週間後には強烈な胃痛と憂鬱に苛まれることになった。)
買い物の魔力。
昨年も春先にギター購入の機運が高まり、暇をみては楽器屋へ通った。
今の場所で働く意味を見失ったり、家庭で問題が発生したり色々あり、現実逃避の手段が必要だった。
買う気満々で毎回出掛けるのだが、一年以上何も買わず。
その間に欲しい楽器も目まぐるしく変わった。
ミュージックマンだストラトだと言っていた時期があった。
たまたま複数本在庫していて、弾き比べ出来たのは良かった。
明るく派手な印象の出音の方を選んだ。
もう一方の個体は、見た目は渋くて良かったのだが、出音が少し引っ込んでいる印象だった。
このギターに到達するのに20年掛かるとは思わなかった。
2006年から憧れて、丁度20年。
ギブソンに限ったことではないが、近年の楽器の値上がりは凄まじい。
廉価版であれば10万円以下でUSA製が買えた時期を知っているので尚更。
当時はその10万円が無かったわけだが。
一つの区切りとして。