思春期と終わり

今春一番好きだったのは上伊那ぼたんだった。

明瞭さも複雑さもある。

アニメ観る時は大抵飲んでいるので、相性は言わずもがな。

作中に出てくるような良い酒は飲んでいないけれど。

 

以前も書いたかもしれないが。

「次の段階に進むべき時だ」と言われた事がどこか引っ掛かっている。

停滞を是としない気持ちがどこかにずっとある。

 

あの頃思っていた将来が今だとして、これでいいのかと未だに考えている。

周囲は家庭を持ち、キャリアを積み、それぞれの人生の渦中にいる。

やるべき事、やりたい事を一つずつ整理していくほかない。

 

無理だろ

気持ちを切り替えてと思っていたが、あまりにも態度が悪くてそんな気は失せた。

もうこちら側の問題ではない。

生活を削って時間を捻出してきた。

奴の行動で我々の自由と尊厳が削がれてきたと言い換えてもいい。

時期を逸したのだ。

 

軋轢と崩壊を回避するには、距離を置くしかない。

とはいえ、一人に負担がのし掛かる形にするわけにはいかない。

せめて生活の拠点を別にしなければ。

出ていくしかない。

 

生ハム原木理論

過日、気がついたらハードケースを抱えて帰宅していた。

暇さえあればデジマートを巡回する日々を送っていたが、暫くはもう何も買えない。

色々考え込む案件が重なっていたが、「家に帰れば新しいギターあるし」と思う事で気持ちに余裕が出た。

(しかし所詮は一時の現実逃避に過ぎず、一週間後には強烈な胃痛と憂鬱に苛まれることになった。)

買い物の魔力。

 

昨年も春先にギター購入の機運が高まり、暇をみては楽器屋へ通った。

今の場所で働く意味を見失ったり、家庭で問題が発生したり色々あり、現実逃避の手段が必要だった。

買う気満々で毎回出掛けるのだが、一年以上何も買わず。

その間に欲しい楽器も目まぐるしく変わった。

ミュージックマンだストラトだと言っていた時期があった。

 

たまたま複数本在庫していて、弾き比べ出来たのは良かった。

明るく派手な印象の出音の方を選んだ。

もう一方の個体は、見た目は渋くて良かったのだが、出音が少し引っ込んでいる印象だった。

このギターに到達するのに20年掛かるとは思わなかった。

2006年から憧れて、丁度20年。

ギブソンに限ったことではないが、近年の楽器の値上がりは凄まじい。

廉価版であれば10万円以下でUSA製が買えた時期を知っているので尚更。

当時はその10万円が無かったわけだが。

 

一つの区切りとして。

 

 

 

ツバメ

同じ事で思い詰めていた。

全く似ていないと思っていたが、変なところは親子だった。

これに関しては、あまり嬉しくないけれど。

 

以前、兄弟間の会話で共通項を見出だした事があった。

私達は全く似ていない。

行動の原理は同じ。

 

胃痛と憂鬱は一段落した。

逃避より闘争。

現実に負けるわけにはいかない。

ここにはもう私しかいない。

代わりを望めるような状況ではないのだ。

何故私ばかりが、と思わないでもない。

だけど、この状況もまた私の選択の末に出来上がったものだ。

他人の命運までを左右することは出来ない。

やる事をやるだけ。

 

虫の知らせ、とは違うかもしれないが、件の話があるまでの出来事もどこかおかしかった。

歯の詰め物が外れたり、電子機器を洗濯してしまったり……。

先週はあんなに浮かれていたのに。

 

晴れの日ばかりじゃない。止まない雨もない。

re

件の話を聞いてから、一昼夜胃痛と共に憂鬱に支配されていた。

身体が強烈なストレスを感じている状態。

やはり自分の身が大事。

先輩達の話を聞いて、自分だけではなく世の中順番なんだと言い聞かせてなんとか落ち着いてきた。

 

全てを捨ててさっさと都会へ出ていけるほどの胆力があったらよかったのかもしれない。

それにより失うものに耐えられなかった。

 

悲劇の主人公ぶるのはほどほどに、現実と対決しなければならぬ。

皆、口に出さないだけでそれぞれ事情を抱えている。

私もそうだったというだけだ。

 

しかし、自分の人生の展望についても考えてしまう。

明日は見えない。

それでも朝は来て、また歩き出さなければならない。

 

 

 

 

大迷惑

自分たちでどうこうという段階ではない。

金で平穏を買う形になる。

そういう話を聞いただけで、酷く憂鬱な気分になっている。

本当に勘弁してほしい。

こんな気持ちにさせられてばかり。

 

人としてどうかという意見もあろうが、このままでは私も壊れてしまう。