どうしたかったんだっけ

カーステをラジオに切り替えたらアイマスのCHANGEが流れてきた。
退職を考え出した頃、動き出した頃、今が走馬灯のように浮かぶ。
どうしたかったんだっけ。本当に。

ただ甘かった。としか言いようがない。
これがすんなりパス出来るのならもっと以前のあれやこれやも上手くいっていた筈なのだ。
少しばかり手応えがあったので期待してしまっていた。
一次だって多分棚ぼたみたいなものだったんだ。
コンビニへ行くという名目であてもなく夜の道を走り、狭い車内ではどうしようもなく沈んでいたが落ち着いてきた。
今更焦っても仕方がないのだ。

何がしたいのか、何を為すのか真剣に考える時期がまた来ただけ。
絵空事しか思い浮かばない。

浮わついた気持ちが浪費した時間は返ってこない。
この数ヶ月だけじゃなくてもっと遠い過去の事も含めて。
もう前に進んでいるのか海底に向かってばた足してるのか分からんがやれる事をやっていく他に道などない。
或いは自分で道を切り開かなければならない。

今予定している所までで区切りを付けるのか、もはや何度目か分からない延長戦を泥沼の中で続けるのかは決断しなければならない。
誰からも必要とされていないという現時点での事実を噛みしめながら。