そういう夜だった

意識高い系だという事か。
これはやりにくいかもな。
つくづく以前の環境は恵まれていた。
まだ若かったから皆優しくしてくれていただけかもしれないが。
一月経って、根本的な所は変わらない事が分かった。分かりきっていた事だけど。
それだけに目につく事もある。
余計な動きが多い。

連休に入るからなのか、やたら学生が多かった。
午前中から行かなきゃ集中出来ないな。
今日は一日勉強できるよう。

最後に残るのはいつも虚無感。
以前とは違うこんな事してる場合じゃない感を引きずる。
動き出す身軽さがあるだけマシだ。
過ぎた事は、本当に遠い彼方の出来事になり、最早現実であったのかすらあやふや。
目の前に情けなく自堕落な生活があるだけ。