いたいけな秋冬

いつまでも意地張っていても仕方ないので、父に贈り物をするという形で一応の決着とする事にした。
例の件に関しては全くもって父が悪いし、僕含め身内が怒り心頭だったのも当然である。
尻拭いの為に方々で矢面に立たざるを得なくなり、実家に帰ればあのザマであったので、当時の余裕の無い状況と相まって疲弊してしまいとにかく関わるのを止めた。
多分反省なんかしちゃいないだろうが(未だに謝罪も何も無い)、事が収まったのと自分の生活が何とか形になり始めたという所で落とし所を作りたかった。
自分一人で大きくなったわけじゃないし。
本当は嫌いになんてなりたくなかった。
だから、まぁ、少しだけでも返しておこうと。

あまり機会は無いがプレゼント考えるの嫌いじゃない。
良い気分転換になったかもしれない。