正しさを失った

朝から上司のデスク前で吊し上げられ、一気に疲弊。
結局俺が正しかった。
掘った穴を埋めさせられ、再び掘り返す拷問を思い出した。
顔色を伺って言いなりになった結果がこれだ。
かといって意見を一蹴できるだけの実力も知見も無い。
実際に僕が間違っている事も多い。
だから気持ちのやり場が見つからない。
車中でボリューム上げて音楽聴いて、帰りに本屋を徘徊するくらいしか出来ない。
転職に向けての本と文庫本を買った。
こんな所で何をやっているのか。
5年前、10年前の自分にとても顔向けできない。
眠りに就けば夢の中でも愚鈍さを責め立てられる。

仕事は暫く辛い日々が続きそうな雰囲気。
根拠は無い。勘。
極端に言えば、今の仕事に辛くない時期なんて殆ど無かったけれども。
いよいよ、少なくとも心の内では区切りが付いた。
あとは次を決めて退職して小旅行でもしてまた働くだけ。
なんて事ない。頑張れ負けんな………。