仕事初めという名の戦車

一生懸命やる必要があるのかと問われて、何も言えなかった。
今でも、懸命に追いかけた者にだけ望んだ明日が来る可能性があるのだとどこかで信じていたから。
信じていたいと言った方が良いか。

結局少年の頃の気持ちを思い返すのだが、結論は出ない。
自分の本当の気持ちすら分からない。
三十年以上自分という器と生きているのにこの様。
他人の感情など知る由もない。