引き出しの中身

アルバイト等ならともかく、もう中途半端な気持ちで仕事に臨むのは止める。
無論毎日一生懸命やってはいるが、スタート地点での心境の話。
結局「この場所で生きていくのだ」という覚悟が無ければ何も身につかない。
最後に信用も失う。

これでいいのか。答えなんて無い。
自分の中にいつだって答えはある。
だけどそれがいつまでも正解であり続けるとは限らない。
立ち止まったまま嘆き続けるのか、文句言いながらも歩き出すのか。
十代の頃などは、少なくとも理想というか夢物語の上では、将来・未来に対して無限の可能性を持っているはずだった。
今だって何もかも捨ててまた始める勇気があれば、無限とは言わずとも20通りくらいの別の道もある気がする。
大きな流れとして見えているのは2つ。
まず仕事を続けるのか辞めるのか。
続ける選択肢の先には何も見えていない。本当に金の為だけに身を置いている。
辞めた場合の先には大きく分けて2つ。仕事とは関係ないがやってみたい事もいくつかある。
そしてどれを選んでもバッドエンドもある。身を持ち崩すやつ。
あらゆる可能性を吟味することは出来ないので、今おぼろげにイメージできる数パターンの道を考えた時、やはり留まるという選択は無いだろうと。
ずっと分かっているのに。腰抜けだから口に出せない。
辞めるのも権利なのでさっさと行使してしまえばいい。
社会人という立場で具体的に先を考え始めて2年以上が経った。家族に話して1ヶ月経った。
答えなんてどこにも無かった。全てが正しいし、どれも間違いを孕んでいる。

建前抜きに事実を簡潔にする。
「仕事辞めて勉強して道筋がついたら旅にでも出たい」
これだけだった。