2022-09-13 月のかけら 生活 夜は秋の空気を感じるようになった。 また時間を無駄にしたのだと思い知らされる。 一歩踏み出しても何も変わらなかったかもしれない。 しかし一歩目がなければ二歩目は永久にやって来ない。 待っていても誰も訪ねては来ないと知っているはずなのに。 場所を変えて上辺を誤魔化しながら、もう十年以上は本質的に同じ下らない悩みを繰り返している。 こんな人間のままで好かれようなんて。