書類、面接の魔境

昨年は面接対策がまるでなっていなかった。
面接シートやエントリーシートの作成に関しても。
アピールすべき点を全く心得ておらず、的を射ない受け答えや文章になってしまっていた。
かつては一応面接を経て民間企業へ就職していた事もあり、面接を甘く見ていた。
筆記試験対策だけにとらわれず、面接なり書類作成にも早くから取り組むべきだ。
せめて対策本は熟読すべき。
当たり前のことだが気付くのが遅すぎだ。

昨年全敗し、今年民間と県立大面接を失敗で終えたところで後れ馳せながら提出書類と面接の対策本を読み返して内容を詰めた。
面接を見据えて志望動機も一から考え直した。
端的、具体的に示すのが大事。
部屋に残っていた昨年の面接カードやエントリーシートの控えを見返すとあまりにお粗末で閉口した。
C大の最終面接で「(面接カードに)色々書いてあるけど結局何が言いたいの?」と言われていたのだが、その失敗を活かすのに一年も掛かってしまった。

無論受験先によるのだろうが、意外と経歴に関する追及は少なかった。
私の履歴書には退職歴もあれば空白期間もある。
それらについて聞いてきたのは県大のみだった。
因みに民間を回っていた時はどこへいっても聞かれた。
聞かれた際の答えは考えておくべきだが、過度に神経質になる問題ではないと感じた。

部活・ゼミ・サークルに関しての質問。
そもそも所属しなかったりドロップアウトしたりで実績もエピソードもほぼ無かったので懸念していた点。
何度か面接で話を盛ってしまった。落ちた。
無い物は無いと認めた上で他にアピールポイントを示せばいい。
書類では実務経験やアルバイトのエピソードを前面にした。
結局内定を頂いたのは飾り気なく受け答えしたところだった。