考えるのをやめて

何が正解なのか分からず、しかし奴等が正しくない事だけは分かっている。

口煩い奴は要らないらしい。

黙っていろと正面きって言われた。

何を言っても無駄だろう。今更保身はしない。

自分が正しいか否かなんてどうだっていい。

考えるだけ無駄だ。たとえ間違っていても、その瞬間の自分の中では正しかったのだ。

もう口を開くこともない。さよならだ。

 

ちょっと海でも見ようかとバイクに乗り、半日の行程。

引き留めてほしいわけでもない。

行きたい所へ行くだけ。