シュビドゥバー

最後になるかもしれないから、と話が来たが色々な要因が絡み意に沿うことは出来ない。
行きたくないわけではなく。
最重要の目的(それには参加する)に付随する、おまけみたいな事なのだがあの家の人々はそういうのをとても重要視する。
言わんとする事は分かる。
きっと親戚の関係性は僕等の世代以降希薄になるだろうし、鬼籍に入る者が出始めた今思い出を作ろうというのも痛いほど分かる。
結局自分が我が儘なだけなのかな。確かに大切だが優先順位をつけなければならない。
そしてなにより、最後になるかもしれないからという前置きが悲しい。
時間は巻き戻せない。