胃袋

もう父とは面と向かって話したくない。
話し合いの余地無し。
短絡的?お前が口にできる事じゃねえだろ。
「俺はこんなに頑張っているのにそれが分からないお前らは低レベル」「お前らのせいで夜中に目が覚める」。
四六時中耳を塞ぎたくなるほどの音量でテレビやラジオ付けっぱなしにしてるくせに何言ってやがる。
そうだね偉いね。立派だね。可哀想だね。自分だけが。
お前がそう思うならそうなんだろうよ、お前の中ではな。
信念なんて良い物じゃない。偏屈だ。
俺も社会的歯車にすらなれないクズだが、奴は奴で歯車の間に異物を混入し機関にボトルネックを作り混乱を招く別なベクトルのクズだ。
「問題提起をしてやっている」。お前自体が「問題」なんだよ。
最低限の尊敬と感謝を以て接してきたがもう無理だ。
今度こそ金輪際こちらからは関わらない。
脆弱な僕の精神のフレームが持たない。
明日から父との一切の交流を断っても全く後悔しないと思う。
好き勝手やって壊れた家庭を見てさぞ満足だろう?親父様よ。