further time

結局体裁を気にしているのかもしれない。

 

誰にも何も話さないまま消えていくのも一興ではないか、と。

毎回一応挨拶回りはしていた。

が、逆の立場になれば去っていく人間の事など顧みない。

切り捨てた人間関係を伝手に出来るほど器用でもない。

昨日までの仲間は、もう他人になっている。

いよいよ、上辺だけでも、一人で生きる術を考えるべきか。