正しさを失う

劣等感の塊である自分をもってしても看過できないほど上の連中の思考が腐敗している。

酷く非効率的・非合理的で、それでいて情があるわけでもない。

そのくせ一人前にプライドだけはあって、事態を混乱・悪化させるのは皆得意である。

目の前のベルトコンベアの上を流れていく事象を、見送るか前の行程に差し戻すかという作業を漫然と続けている。

今後どうしていくのかという中長期的展望はない。

名ばかりの管理職を一掃するくらいの改革がない限りはなにも変わりはしないだろう。

自分の思い通りに出来るほどの位置に行く頃にはジジイになっている。

腹の足しにもならない肩書きや経歴など元より欲しくはない。

逃げ出すべき方向を探している。