あつあつ

年末の雪がしばらく残っていたので二週間くらいオートバイに乗れなかった。
その間に機嫌を損ねたのか、年始一発目の始動はキック一発とはいかなかった。
身体は暖まったけれども。
一回目のキックでかぶったのだと思われる。

再度臆病者に戻り、話し掛ける事すら億劫になった。
カッコつけても押し黙っていても、人間性の薄っぺらさを隠すことなど出来ない。
若者時分に社交的な場を避け続けたつけが出始めている。
何を話せばいいのか分からないからまた黙る。繰り返し。