パンチ

今年もちゃんと地元のライヴハウスザ・クロマニヨンズを観た。
一年の区切りが分かり難くなっているので、毎年決まった時期に行く場所というのは案外大事なものかもしれない。
閉ざされたシャッターに塗装された文字が昔の店のままで、子供の頃、90年代初頭から半ばの記憶がその時だけ蘇る。

年末も年始も全く関係なく働いている。
今ばかりはしっかり冬休みがあった時分が羨ましくもある。
仕事終わりに友人といつものコースで締めくくり。
これでいいのか?これでいいのだ、と自問自答の内に三十代へと突入する。