一日掛けて作った資料が全くの無駄になり、個人的な心身の疲弊も重なり逃げるように定時退勤。
組織の構造的な問題もあるが、とにかくどこまで行っても自分の無能さだけが金魚の糞のようについてくる。
来年以降の肥やしになったと思えば多少は気持ちも落ち着けようがある。
最初から担当させてくれたらもっと分かりやすかったのに。
来期も今の課にいるか分からんけれども。
家族が体調を崩したり、出掛けた先で突然悪意ある行動に遭遇したりして今日の午前中あたりが落ち込みのピークだった。
どうにかこうにか気持ちを上向かせた。
楽しかった今までと今がある。十分だ。
銭湯通いは落ち着いてきた。回数券まだあるけど。
色んな偶然が重なって嫌な記憶と結びつくと無意識に足が遠のく。
疲れたし今週は行こう。
友人が誕生日祝いにと食事に連れていってくれた。
こういう優しい人達のお陰で生きていられる。
30間近になった事に少しずつ驚いている。
自分の勝手な認識の中ではまだ26くらいの気分でいたのに。
でも振り返ればたしかにそれだけの年月の上に立っている。
認識から抜け落ちた時間の中で何者かになれたのではないかと、痛々しい感傷を未だに捨てきれない。
