涙の雨

送っていく車を見て、もう訪ねても居ない事を思い寂しくて悲しかった。
世話になるばかりで何も返せなかった。

そこそこ役に立ったであろう昨日の自分を誉めてもらいたいという薄っぺらな気持ちが心の中に見え隠れして情けない。

毎度の事だが酔った彼に苛々させられた。

明日は余計な事は考えない。