我が逃走

全ての選択肢が逃げに繋がっている気がして、もう手詰まり。
図書館で見つけた本に活路を見出だした気がしたのも束の間、今は夢も希望も感じられない。
今更15歳の時に捨てた選択肢を再度手にして、その先に明るい未来はあるのか。
何事も本人の努力次第、とは思う。けれど………。
物凄く緻密な計画の下で行動しないと破滅する道だ。
そういう意味で、やはり会社員は安定していた。
とはいえ、一つ方向性が見えたのは幸いか。
次の面接が終わったらいよいよ選択を迫られるわけだが、安定した選択肢は無い。
どちらも博打だ。
また一つずつ可能性を列挙し、一つずつ消していかなければならない。
そもそも視点がズレているのかも分からんけど。