眼鏡を掛けて良い人ぶっている無職アラウンドサーティ

年始の出来事以来、身内の事についてよく考える。
僕に何が出来るわけじゃない。
ただ留まっている身としては、彼らが帰ってこられる場所を残しておきたい。
今となっては田舎に残ったのは自分だけだ。
良い人ぶっているだけかもしれないけれど、確かに分かりあえた時間もあった。
またいつかのように笑えたらと。
年少の僕は面倒見てもらってばかりだった。
皆良き兄や姉だった。
返せる物があるならば、それは未来に向かって関係性を続けていく事かと思っている。
もう二度と会えなくなる前に、話したい人とは話しておくべきだ。