忘れたい事は忘れられない

バイト、ヘルプ。疲れた。
日中ひたすら眠って回復を図ったが、あまり効果は無かったようだ。
朝飯食べてからの二度寝って良いよね。一日を無駄にするけど。

調子こいて余計な事を喋った気がする。
日々恥はかき捨て、とはいかない。
ジェイコブ・マーレーの鎖みたいに引きずっていかなければならない。
そしてなんて事ない瞬間に思い出してはやりきれない気持ちになる。
最近は帰りの電車の中で度々そんな気分に遭遇する。
帰ったところで、そこが安寧の地であるとは限らない。
一体どこへ向かっているのか。
帰る家・・・家が終着駅なのか?俺の。
月と太陽がぐるぐる回り日が暮れ陽が昇る。
蚊柱と排気ガスを顔に浴びながら、それでも出掛けるしかない。