冬の陽

暖かな陽射しが気持ちいいなーと思い外に出たらやっぱり寒かった。風がつめてえつめてえ。
年末は原付が動いたり動かなかったりで、何より寒いので外出が億劫になり、最近はバイト先とコンビニと自宅をぐるぐるする毎日が続いていた。
久々にちょっと遠くまで出掛けた。ゲオだけど。
面倒見れないくせに餓鬼を連れてくる親はどこにでもいるのですね。
出掛けよう!と思ってからドアを開けるまで結構早かったし授業始まっても大丈夫。な筈。

やっぱり冬という季節が俺には良くない。夏は一人で何処へでも出掛けていたけど、今はとてもそんな気分にならない。
試験が始まれば忙しさと危機感で憂鬱も吹っ飛ぶ。
そして2月、3月の冷たさと仄かな暖かさがやって来る。
春は残酷。

結局新成人らしい事を何一つしないまま21になっていた。
別にいい。今更どの面下げて輪の中に入ればいいのか、分からんし。
忘れてくれればいい。